勤怠管理システム比較【2026年版】KING OF TIME・ジョブカン・freee人事労務の料金と選び方の違い

業務効率化・DX

勤怠管理システム比較【2026年版】KING OF TIME・ジョブカン・freee人事労務の料金と選び方の違い

勤怠管理システムを比較しようとすると、すぐに気づくことがあります。各社の料金体系がまったく違うため、単純に月額だけを見比べても意味がないということです。

KING OF TIMEは「全部込みで一律いくら」、ジョブカンは「機能を選んで積み上げ」、freee人事労務は「勤怠だけでなく人事労務全体のプランの一部」という、まったく異なる設計になっています。この違いを理解しないまま料金だけ比較すると、実際に払う金額を見誤ります。

この記事では、主要3サービスの料金体系の違いを正確に整理し、自社の規模・用途に合わせた選び方をまとめます。

料金体系の違い(要点)

KING OF TIME=全機能込みで一律300円/ジョブカン=機能を選んで200〜500円+最低利用料金2,000円/freee人事労務=勤怠機能はスタンダード以上必須、5名から4,000円〜

共通点

3サービスとも初期費用0円・無料お試しあり

1. 料金比較表(1ユーザーあたり・税抜)

サービス 月額(1人あたり) 初期費用 最低利用料金 無料お試し
KING OF TIME 300円(全機能込み) 0円 なし(1名から可) 30日間
ジョブカン勤怠管理 200〜500円(機能数で変動) 0円 2,000円/月(全社) 30日間
freee人事労務(スタンダード) 800円〜(6人目以降) 0円 5名分(4,000円/月〜) あり

表面上の月額だけを見るとジョブカンが最安に見えますが、「最低利用料金2,000円」があるため、10人未満の会社では1人あたりの実質負担がKING OF TIMEを上回るケースがあります。詳しくは後述します。

2. KING OF TIME|全機能込みの一律300円

KING OF TIMEの最大の特徴は料金体系のシンプルさです。勤怠管理・シフト管理・休暇管理・データ分析・給与計算まで、すべての基本機能が同一料金に含まれています。追加機能ごとに料金が変わる心配がありません。

項目 内容
月額料金 1人あたり300円(税抜・全機能込み)
初期費用 0円
最低契約人数 制限なし。1名から利用可能
無料お試し 30日間
支払い方法 銀行振込・クレジットカード
オプション 電子契約機能は追加料金あり

向いているケース:人数の増減が激しい会社、機能をあれこれ検討する時間がなく「とにかく全部使えるものを」と考える会社、少人数(10名未満)でコストを抑えたい会社。

3. ジョブカン勤怠管理|機能を選んで積み上げる方式

ジョブカンは出勤管理・シフト管理・休暇/申請管理・工数管理の4機能から、必要なものだけを選んで契約する方式です。

項目 内容
料金体系 機能を1つ利用:200円/月。1機能追加ごとに+100円(4機能全部で500円)
無料プラン 0円(機能制限あり)
初期費用 0円
月額最低利用料金 2,000円(税抜)/会社全体
無料お試し 30日間
支払い方法 クレジットカード・請求書払い(銀行振込・コンビニ払い)

見落としやすい点:「1機能200円だから安い」と思って契約しても、会社全体の月額最低利用料金が2,000円と決まっています。つまり従業員10人未満の会社では、実際の請求額が「200円×人数」より高くなる場合があります。例えば5人の会社が出勤管理だけ契約すると、本来は200円×5人=1,000円ですが、最低利用料金の2,000円が適用されます。

向いているケース:必要な機能だけに絞ってコストを最適化したい会社、すでにある程度の従業員数(10名以上)がいて機能ごとの取捨選択にメリットが出る会社。

4. freee人事労務|勤怠だけでなく人事労務全体を一元化

freee人事労務は、勤怠管理を単体で提供するサービスではなく、給与計算・年末調整・入退社手続きまで含めた人事労務クラウドの一部として勤怠機能を提供しています。

プラン 5名利用時の月額(年払い) 勤怠機能
ミニマム 2,000円 なし
スターター 3,000円 なし
スタンダード 4,000円 勤怠打刻・ワークフロー・アラート
アドバンス 5,500円 スタンダード全機能+人事情報管理

公式サイトの説明によれば、勤怠管理の機能(勤怠打刻・勤怠ワークフロー・勤怠アラート)が使えるのはスタンダードプラン以上です。「まずは勤怠管理だけ試したい」という場合でも、実質的にスタンダード(5名で月4,000円〜、年払い時)からの契約になります。

項目 内容
最低契約人数 5名分から(4名以下でも5名分の料金)
6人目以降の追加料金(スタンダード) 1名あたり800円/月
支払い方法による差 年払いは月払いより最大25%割引
初期費用 0円

向いているケース:勤怠管理だけでなく給与計算・年末調整・入退社手続きまでまとめてクラウド化したい会社。逆に勤怠管理だけをシンプルに使いたい場合、他の2サービスより割高になりやすい点に注意が必要です。

5. 結局どれを選ぶべきか|企業規模・用途別の目安

こんな会社に 向いているサービス
従業員10名未満・シンプルに使いたい KING OF TIME
必要な機能だけに絞ってコスト最適化したい ジョブカン勤怠管理
勤怠と給与・労務をまとめて一元化したい freee人事労務
複数拠点・多様な勤務形態が混在している 打刻方法の対応幅を各社の無料お試しで実機確認

6. 導入前にチェックすべきポイント

①「1人あたり◯円」の実質負担を人数で計算する

本記事で見たとおり、最低利用料金・最低契約人数の設定によって、少人数の会社ほど「表示価格どおりにはならない」ケースが多くあります。自社の人数で実際にいくらになるか、各社の見積りシミュレーターで必ず確認してください。

②打刻方法が自社の働き方に合うか

ICカード・GPS・顔認証・PC/スマホからのWeb打刻など、対応する打刻方法はサービスによって異なります。テレワークが多い、複数拠点がある、といった場合は特に確認が必要です。

③既存の給与計算ソフトと連携できるか

勤怠管理システム単体で導入する場合、既存の給与計算ソフトとのデータ連携(CSV出力やAPI連携)が可能かを確認しましょう。連携ができないと、結局手作業での転記が発生し、自動化の意味が薄れます。

7. 既製ツールに自社の運用が合わない場合

ここまで紹介した3サービスは、いずれも標準化された打刻・申請フローに業務を合わせることが前提です。多くの会社ではこれで十分ですが、なかには「シフトの組み方が特殊」「部署ごとに承認フローがまったく違う」「勤怠データを社内の別システムに自動連携させたい」といった、既製ツールの標準機能では吸収しきれない事情を抱えているケースもあります。

そうした場合、既製の勤怠管理システムを無理に使い続けるより、自社の運用に合わせて必要な部分だけを開発するという選択肢もあります。

【PR】

合同会社SAiは、中小企業・個人事業主向けにAI・RPAのオーダーメイド開発を提供している開発会社です。既存の勤怠データと社内システムの連携、特殊な承認フローの自動化など、既製ツールでは対応しきれない部分だけをピンポイントで開発できます。初期費用0円・月額1万円〜、最短3日で導入。開発者が直接対応するため中間マージンがなく、契約の縛りもありません。

「勤怠管理システムは入れたが、結局Excelでの二重管理から抜け出せていない」という場合の相談先として検討する価値があります。合同会社SAi の公式サイトを見る

8. よくある質問

Q. 一番安いのはどのサービスですか?

A. 表示価格だけならジョブカンの単独機能利用(200円/月)が最安ですが、月額最低利用料金2,000円があるため、少人数の会社では実質的にKING OF TIME(一律300円)と大差ないか、逆に高くなる場合があります。自社の人数で計算することが重要です。

Q. 無料プランだけで運用できますか?

A. ジョブカンには無料プラン(0円、機能制限あり)があります。ただしKING OF TIMEとfreee人事労務は初期費用は無料でも、利用自体には料金が発生します。無料お試し期間(各社30日前後)を使って要件を満たせるか確認してください。

Q. freee人事労務で勤怠管理だけ使うことはできますか?

A. 勤怠管理機能はスタンダードプラン以上に含まれているため、勤怠だけを使いたい場合でも下位プラン(ミニマム・スターター)では利用できません。勤怠管理だけを目的とするなら、KING OF TIMEかジョブカンの方がシンプルです。

Q. 途中でプランや人数を変更できますか?

A. 3サービスとも従業員数の増減に応じて料金が自動的に変動する仕組みです。ただしfreee人事労務は5名分が最低料金のため、5名未満に減っても料金は変わりません。

Q. 年払いと月払い、どちらがお得ですか?

A. freee人事労務は年払いにすると月払いより最大25%安くなります。KING OF TIMEとジョブカンは月額表記が基本で、年払いによる大きな割引は前提とされていません。長期利用が確実な場合は年払いを検討する価値があります。

まとめ

  • KING OF TIME:全機能込みで一律300円/人。人数制限なし、シンプルさ重視の会社向け。
  • ジョブカン勤怠管理:機能を選んで200〜500円/人。ただし月額最低利用料金2,000円に注意。
  • freee人事労務:勤怠機能はスタンダード以上必須、5名から4,000円〜。給与・労務も一元化したい会社向け。
  • いずれも初期費用は0円、無料お試しあり。自社の人数で実際の請求額をシミュレーションしてから決めるのが失敗しないコツ。

料金体系がそれぞれ異なるため、「どれが安いか」よりも「自社の人数・使いたい機能でいくらになるか」を具体的に計算することが、遠回りに見えて一番確実な選び方です。

🔗 関連記事:業務効率化ツールおすすめカテゴリ完全ガイド【2026年版】

※本記事は2026年8月17日時点の各社公式サイトの公開情報をもとに作成しています。料金・プラン内容は変更される場合があります。契約前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。記載の金額は特記のない限り税抜です。

Copied title and URL